
来月今年もっとも楽しみにしているバンドのツァーがある。マーティン・ブランドルマイヤー 、アクセル・ドゥナー、Sachiko M、大友良英の4人。
京都は竹村(延和)さんも参加するみたい。23日です。
ブランドルマイヤーのいるradianを初めて聴いたのはかなり前のこと。
ちょうどうちに泊まっていた大友さんとsachikoMから「ヨーロッパでとてもおもしろいバンドを見た。」とradianの1stCDをもらった。
聴いたらあまりにおもしろくて「これ、現代のCANじゃないか」と思ったものだ。
もちろんヤキ・リーベツァイトとブランドルマイヤーはタイプが違うドラマーかもしれないけれど、それでもCANとradianは反復と音の微妙な重なり、そして各楽器の精密な音質のコントロール、と似たところは多いと思った。
CANはマルコム・ムーニーやダモ鈴木といったような、ある意味プロではないヴォーカリストを異物として導入して、しかもその異物にサウンドのイニシアチヴをとらせるという恐ろしく狡猾な方法で音の深みと幅を維持していたと思う。(ここらへんは異論がある人は沢山いるでしょうが)
ヴォーカリストのいないradianはエレクトロニクスとドラムの生音の精緻なコントロールと微妙なバランスで深みと幅を出していると思う。
そのなかでもブランドルマイヤーの多彩なプレイはやはり際だっているし不思議とドラマチックな高揚感もある。
radianの来日時、見逃したのはとても残念だった。
4月のバンドのことは去年大友さんから聞いた。ヨーロッパではもう何回かこのメンバーでやっているようだし、しかもセッションではなくてあくまで4人の「バンド」らしい。
これを聴かなくてどうする、と思うしツァーも全部見たいくらい。無理だけど。
画像はradianの今出てるCDでは一番新しい「ジャクスタポジション」。

