随分長い間書き込みしていなかったのでまとめて。
まずはshin-biでの細馬+山本+安田3氏のpop鼎談へ。
細馬さんの「(目の前の机をさして)机があるとしてその上1cmくらいで浮いているものがpopと言う状態」という説明がわかりやすい。机というのをどう想定するかにもよるけど。
中途、安田君が「山本君って他の音楽とのバランスを考えてやってるよね。」というような問いかけをしたときの答えが「ああ、、、宇宙とか。」
すごい答え。そもそも連続鼎談でのテーマをpopにしたのは山本さんのアイデアらしいけど宇宙までいってしまうか。popと山本精一という関係から考えるととんでもなくおもしろい。
最後の質問コーナーで「山本さんのアルバムで一番売れているのはなんですか?」という質問があった。
「クラウン・オブ・ファジー・グルーブ」が一番売れているらしい
羅針盤よりも。羅針盤の3倍くらい。
これも面白い結果だと思う。「やっぱり何かとっかかりがある方が取っつきやすいと思う。歌は声が駄目とかメロディが駄目とかで、好き嫌いが出るし。」という本人談だけどpop=大衆性と限って考えればいろいろね、考えるね。
次の日の山本+千住+1(shin-biのスタッフの山崎君)のファンデーション。
会場にはいる入り口には脚立が置いてありその上は黒幕で囲まれて中の様子がうかがえないようにしてある。
入る時は脚立をくぐらないとはいれない。
なかには椅子が円形状に置いてあって、その中央には机でタワーがつくってあり、そのタワーの正面には祭壇風にテーブルが置かれておりなぜかエゴ・ラッピンの写真集が。
会場後ろの上下にも机をタワー上に配置。客席の椅子の上には山本さんのパスポートやら通帳やら保険証やらが置いてある。会場後ろのいくつかの机にもROVOの曲順表だの進行表だの、ポケットに入っていたと思わしき小銭だかが雑然と置いてある。
入っていってすぐに山本さん「これストーン・サークル、これ祭壇。」と嬉しそうに説明されたけど、わけわからず。
ステージは、使用しないスピーカーで3人それぞれの部屋に分けられており、3人とも客席から向かって下手側に向かってセッティングしてある。つまりそれぞれの顔も様子もうかがえないようにしてある。
祭壇奥に設置されたステージなのに、祭られるほうだと思われる出演者はそっぽを向いているわけだ。
演奏はひたすらなにか成立することを避け続けているような、一言でいえば「しょうもない」演奏。
とにかく「なにか」として成り立ちそうなことをひたすら避け続ける。
しかし前日のpopという鼎談をうけた演奏がこれか、と思う。しかもファンデーションという名前で。
まいったなー。やはり山本精一の謎は解けない。

