4月に行ったライヴ、一つ書き忘れてました。それとようやくCD化されたロバート・アルトマン監督、ニルソン音楽の「ポパイ」のサントラについて。

4月18日にウーララでの『春のサイケ祭り』ミラーボールズ/フリーダム/埋火へ。
埋火は実はライヴを見るのはまだ2回目。機会があればもっと見たい、聴きたいと思った。前に見たときよりスケールが大きくなってように思えるし、ぐんぐん迫ってくるような説得力もある。バンドとしての力がとてもあるなー、と感じ入った。
なにより見汐ちゃんの声が魅力的。
帰り際、見汐ちゃんに「いつもブログ見てます。」と言われて恐縮。時々そんなことを言われることがあるけどなぜかいつも返事は「すみません」になってしまう。
しょうもない文章をわざわざ見てくれてると思うと申し訳ないような気がしてしまう。
そもそも、たまにしかリリースしないこの弱小レーベルを、なるべく忘れ去られないようにしようという姑息な動機ではじめたブログなんで、「楽しみにしてます」とか言われると体が縮こまる。
ポパイのサントラ。80年に作られたロバート・アルトマン監督の実写版ポパイは興行的には大失敗、映画としても明らかな失敗作だった。
しかしだめな映画でも個人的にはどうしても忘れられない好きな映画だった。
それは、
オリーブ役のシャーリー・デュヴァルがアニメから飛び出てきたかのようにオリーブそのまんまだったこと。
そして音楽がニルソンとヴァン・ダイク・パークスが担当していたこと。
ヴァン・ダイク・パークスもクラウス・フォアマン等のミュージシャンも(ニルソン以外)出演していたこと。
全てが木板で作られたスイート・ヘヴンのセットが素晴らしかったこと。(このセット、まだテーマパークとして残っているらしい)
ちっちゃい子供のころ、まだ白黒テレビだった頃、テレビで見たポパイのアニメは毎週とても楽しみだった。トムとジェリーよりも好きだった。
好きになった理由はウィンピーのハンバーガー。あんなにおいしそうに食べるハンバーガーってどんな味だろう?本当にあんなに10段くらい重なって出てくるのか?(その頃はまだハンバーガーなんて見たこともなかったからね)あんな風にいっぺんに食えるのかな?
とにかく食いもんですね。トムとジェリーの穴の空いたチーズも興味はあったがあのハンバーガーにはかなわない。
切っ掛けは食い物でもポパイのアニメは毎回食い入るように見てたと思う。
オリーブの設定ってバスト、ウェスト、ヒップ全て60cmだったらしいけど、シャーリー・デュヴァルはまさしくそのままにしか思えない。「オ〜、ポッパ〜イ」という声もアニメそっくり。ロビン・ウィリアムスの特殊メイクの太い腕にはしらけたけど、オリーブが出てくるだけで楽しかった。
ニルソンとヴァン・ダイク・パークスが組んだ音楽はもちろんとてつもなく素晴らしい。その音楽が聴けるだけで実は満足してた。
その上、ヴァン・ダイク・パークス自ら出演してピアノを弾いてる酒場のシーンとかあるんだから。
そのサントラがようやくCD化、ブックレットが豪華です。関係者の原稿の他、なんとヴァン・ダイク・パークスのポパイに関するインタビューまである。これがおもしろい。ニルソンが譜面も読めない書けない人だったとは知らなかった。それであんなに良い曲を書いていたのか、とちょっと驚いた。なにしろポパイの頃、ニルソンは最晩年に近いころだから最後まで譜面に縁がなかったということになりますよね。
CDはブックレットのせいか若干値段は高め。もしレンタルで見ることが出来るのなら映画を見て欲しい。決しておもしろい映画じゃないかもしれないけど音楽だけでも聴く価値あります。
シャーリー・デュヴァルの唄うHe Needs Meだけでも一聴の価値有り。
ジョン・ブライオンが「パンチドランク・ラヴ」(映画はまだ見てませんが)の中で、このシャーリー・デュヴァルの唄うHe Needs Meをリミックスして使ってる。
どこで聴けるかわからないけどクラウス・フォアマンがイナラ・ジョージをヴォーカルにHe Needs Meをカバーしてるらしい。


> クラウス・フォアマンがイナラ・ジョージをヴォーカルにHe Needs Meをカバー
今年の初めに、NHK-BS1の海外ドキュメンタリー枠で放映されたフォアマンの特集番組で、やってました。
最初、声だけ背景に流れていて、イナラ・ジョージに似た声だなぁと思っていたら、当人で、驚きました。
そのときに調べたのですが、ソロアルバム “A SIDEMAN’S JOURNEY” の、本やDVDとセットになった豪華版にのみボーナストラックとして入っているようです。ほんとに豪華な値段なので、手が出せていません…。
きじまさん、こんにちは。
あっ、やっぱりそうか、あのデラックス盤、あの値段では手が出ないですよね。