Filament@法然院

 先日のFilament。


 サウンド・チェックの時にいつもより高音の抜けがいいことを皆で確認。

 やはり壁の少ない環境だとサイン・ウェイヴも反射するところが少ないからかいつもとは違う音に聴こえる。

 さてライヴですが、思いの外おとなしかったカエルの声や、時折聞こえる飛行機の爆音、母親を捜す遠くの女の子の声、風でざわめく木々の音、サウンド・チェックの時にはまるでドリフだ、と言っていた鹿威しの音も意外に邪魔にはならずに、大変おもしろかった。

 周りの音が演奏の音と同等に耳に入ってくるのはいつもと同じですが、いつもより聴くポイントの集中点が拡散していたような。

 何か複数の音を聴くときに自然とある音に集中してしまうものですが、Filamentの場合、ある音に集中していたとしても横から入ってくる音(周りの音)につい耳をそばだててしまう、そうしているうちに横からピーッとサイン・ウェイヴの音が入ってくるといったような。

 今回特に集中点がめまぐるしく変わって(というより集中点が定まらなかった)個人的にはとてもスピード感があったと思ってます。

 しかし、カエルや飛行機の音や遠くの女の子の声はFilamentの演奏の邪魔にはならずかえって演奏の一部になりうるのに、そうはならない音、たとえばカメラのシャッター音、観客の話し声、エアコンの軌道音等々は何故邪魔になるのでしょうか?

 ある演奏の環境の中に自ら参加しているのに、意図を持って他のことに集中している音は演奏の一部には成り得ないと言うことでしょうか?

 エアコンだってその場の温度を調節するという意図が発生してる。

 しかしそうではない音は、たとえば遠くの女の子の声も遠くすぎて意図は消えてますし、カエルの意図は単なる生理反応だと思うし、意図はあっても演奏の場とは無関係。

 ここらあたりは突き詰めて考えるとおもしろいような気がしますがどうかな?

 

“Filament@法然院” への1件の返信

  1. あっ、誤解を受ける書き方でしたが、当日はエアコンもなければ話し声もカメラもありませんでした。

    もし、あったなら、という仮定の話です。

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