昨日はMETROでのsunrain record×METRO presents「まぼろしの世界戦」、無料ライヴ。
出演は王舟(from 東京) / TALKING DEADGOATS’45 / OUTATBERO / 欠伸(ゆーきゃんバンドセット) / キツネの嫁入り / house.という盛りだくさん。
正確には¥1000/2ドリンク、帰りにカンパという制度。
さすがに会場には若い人が沢山来ていた。お金のない若者には大変気安い料金設定だと思う。
高円寺にあったsunrain recordは今ネット・ショップとして開店していてその管理をやっているのが今回の主催の一人でもあるゆーきやん。
もちろんカンパで十分なギャラや経費がまかなえてるとは思えないが、それでもこの企画の意義は凄くあったように思える。
sunrain record(というよりゆーきやんか)は取り扱っている商品から選曲しサンプル・コンピCD-Rを毎月だしている。
CDが売れないとかなかなかお客さんが来ないとか今の状況を嘆くより、今の時代にどう情報を伝えていこうかいろいろ考えて実行している。
今回の無料ライヴだって多分その一環、いや多分じゃなくて実際見に行って、出演バンドやお客さんの反応を見たらまだ知られていない良い音楽を知らせる手段として成功していたと思う。
ゆーきやんにしてもスキマ産業を主催している キツネの嫁入りのマドナシくんにしても、いろんな音楽を少しでも人に伝えようといろいろ考え動いている人間が京都にいることが心強い。
昨日のつまらないトークショーの内容とつい比較してしまった。どっちに未来があるかは言うまでもない。
見に行った動機はいろんなところで噂を聞いていた王舟目当て、しかしどのバンドもそこそこおもしろかったです。
特にやはり王舟と欠伸。ゆーきやんのバンド編成は以前ボロ・フェスタでのCHAINSとの共演以来だったけどその時より遙かに良かった。ヴォーカリストとしての成長は著しいと思う、だから曲本来の良いメロディがすごく生きてた。バンドも凄くタイトで申し分なかった。
しかし長時間のライヴはしんどい。煙草の煙に対しほぼアレルギー状態なので4時間もいると煙を避けながらでもかなり苦しくなった。
煙草が苦手でも、ライヴに行くときはニンニクの苦手な人が中華料理屋の宴会にいくようなものだからそれなりにあきらめと覚悟をしていくのだけどさすがに最後はギブアップ。ラストのバンドOUTATBEROまで持ちませんでした。
やはり今日は夕方まで鼻の粘膜がちょっと腫れて呼吸困難。ライヴハウスやクラブは空調がよくないからな。しょうがない。
帰りにカンパを忘れました。すみません。今度何かで返すからね。