おそらく、それこそ「今」最も自分にとって切実なレーベル。
「棚レコード」と「こんがりおんがく」。
前者は「ゑでぃまあこん」や「teasi」の素晴らしい録音でもおなじみだし、自身もブラジル、bikemondo、PAAP、AURORA、Suspiria等々数多くのグループで活躍する稲田誠くんのレーベル。
何がどう面白いか、下記にコピペ。
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新企画。300プレス/ライブ会場のみ販売のCD「季刊(クォータリー)棚レコード」開始。
ライブ会場での手売りのみ。出会って我々のライブを見てくれた人達と、末永く関係したい。「現場に来てくれるお客さん以外をあてにしない」企画です。
遠方の方もいるかもしれません。関西のイベントなら、うちに泊まっていただいて(子どもがにぎやかですが…)、ぜひライブにいらしてください。我々もこれからできる限り全国を回るつもりです。呼んで下さい。※一年(4枚)分の定期購入のみは、国内外問わず送料無料で通販を受け付けます。直接会場ででも、メールでの申込でも、どうぞ。tanarecord[at]gmail.com
何時でも何処ででも手に入るのも「便利」ですが、そもそも我々は「便利な音楽」を作っているつもりもありません。
売り切れたらもちろん廃盤になってしまいます。そこで廃盤のアナウンス後、ライブ会場にて廃盤買取/中古販売をします。つまりずっと300枚ということです。いろいろ無駄がありませんし、ブートが高額で勝手に出回る(そんなことになるわけはないけど)のも、これで防げます。
実際300という数が多いのか少ないのかまだよく分かりません。でもこの音楽を必要としてくれる、もしくは応援してくれるかたのところにはきっと行き渡るのではないかと考えています。
直に演奏を聴いて、もし気にいってくれたなら、ぜひ声をかけてください!
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これこそ宇川さんのいう「今」と「ここ」のレーベルじゃないか、と思う。
詳しくはここ。
後者は稲田くんとの新譜を棚レコードから出すDODDODOとオシリペンペンズの石井モタコくん、neco眠るの森雄大くんの三人のレーベル。
「自分たちのことを自分達でやるためにっ!」ということらしいが、はっきり言ってこの3人、今ならどこかに言えばすぐCD出してくれるところが見つかる3人だ。
その3人があえて「自分たちのことを自分達でやるために」レーベルを、今この時代にやり始める。
0年代でも10年代でもどうでもいいや。いつだって音楽は自分の動きに意識的な人たちの力でどんどん変わっていく。
ものすごく頼もしいし、うれしい。いや、もっとそれよりはやくそこからの音を聴きたい。
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