HMV渋谷店の閉店に関する広重君のブログがアクセス1万を超したそう。
それだけの価値は当然ある文章。ここを見ていて広重君のブログを見ていない人はあまりいないとは思うけど一応リンクを。
HMV渋谷店の閉店に関してはいろんな人がいろんなことを書いている。今の日本の文化状況や経済状況からの分析みたいなものばかりだけど、そんなのは今さら言われなくたってわかってるよ、そう言いたくなってしまう。
広重君の文章は実際に音楽に普段接している人間にとって多分とても聞きたかった言葉だ。
必要なのは分析なんかじゃない。
音楽(だけじゃなくていろんなことが)大きな変わり目になっている今、実際に「その場」にいる人間が何となく感じていることを多分しっかり書いてくれたと思う。
その結果がアクセス1万になったんだ。
なによりHMV渋谷店の従業員の方達にはなによりのはなむけの言葉になったと思う。
自分の立っている位置からどう考え、何を伝えるか、多分みんなが聞きたいのはそんなことなんだ。決して分析なんかじゃない。その考えがつたなかったり幼かったりしても全然かまわない。そうした言葉の説得力は詳細な分析なんかよりはよっぽどあるはずだ。