クラスター&山本精一ユニット@metro

 本日はmetroでクラスターと山本精一ユニット。

 metroに向かう途中でsonarノンちゃんからメール。ちょっと頼みたいことがあるからクラスターの前にお茶でも、、、と。

 用件は8月末にゆーきやんとlimted express(has gone?)の飯田君のレーベルから発売されるjesus feverのCDのライナーを書いてくれ、という依頼。

 先に配信とCD-Rで発売された曲と2曲追加で(配信分から長さの都合で1曲削除されるそうです)プレスCDとして発売されるそうです。

 すでにもう存在しないバンドのCDを、いくら自分たちが影響を受けたからといっても、CDとして発売するというおそらくはとてつもない手間と金をかけても出そうと思ってくれるゆーきやんと飯田君には大感謝、そして頭が下がる思い。

 jesus feverのライナーという大役を果たせるかどうかわかりませんが、あのおそらく今までどこにもなかったし、これから先も出てこないだろう貴重なバンドのことを自分なりに考え直すいい機会でもあると思って、喜んで引き受けました。

 しかし書けるかなー。jesus feverってシューゲイザーでもアンビエントでも色んな要素があるけど、ある一つの要素から見たら全てが間違ってしまうような気がする。

 だからこそ唯一無二なバンドだったんだけど。

 metroでの山本精一ユニット、PARAの西君と千住君をメンバーに加え、なんと「クラウン・オブ・ファジー・グルーヴをやります。二度とやることはありません。」という驚愕のMC。

 ソロの大傑作「クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ」、まさかライヴで聴けることはあるまいと思っていたのでびっくりした。

 いや、すごかったです。行ってよかった。

 対してクラスター、おもしろくないだろうと思っていたけどやっぱりおもしろくなかった。

 メビウスとローデリウスの個性はあまりに違うから、その個性の違いがうまくマッチングした時にはいい状態のクラスターが聴けると思うけど、(だからこそいくつかの優れたレコードもあった)そうでないときにはお互いの個性を提示するだけのだるい演奏になるだろうと予想していたのだ。しかもそうなる可能性の方が大きいと思っていた。

 実際、見てみると散漫なソロを同時にやっているかのような印象で、まったく入り込めず途中でクリアスポット奥成くん、パララックス森さんとの話の方がおもしろく、これではちゃんと聴いてる人の邪魔にもなりそうだったんで半ばで退場してしまいました。

 

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