この数日間、リリース予定の3タイトルのための仕事でだら〜と忙しかった。あっラブジョイの新作の発売日ももうすぐ決めますね。
いつもと違いCD制作のためだけに時間をとれたので、いつもよりは余裕のある進行だったのだが、それでも次から次と出てくる問題に対応するためにメールと電話を何回したことか。
そんな中でも睡眠時間もちゃんと取れたし、途中でコーヒーを飲みに行ったりCDを買いに行ったりCDを聴いたりとかできる時間は取れたが。
そんな中買った1枚。女優スカーレット・ヨハンソンのトム・ウエイツ・カバー集。
スカーレット・ヨハンソンってなんとなく底意地が悪く品のない感じがして(実際はどんな人かもちろん知りませんよ)好きな女優なのだけど、ハリウッド女優とトム・ウエイツとの組み合わせがいかにも、という感じがしてちょっと聴くのに二の足を踏んでた。
でも、うまい下手とかじゃなくその人の表現力がよく現れるから女優が唄うCDというのは好きで、手に取ったらつい買ってしまった。帯の「”ディープ”、そして”アート”」というコピーに不安を覚えつつも。
聴いたらその不安は的中。思いつきをそのままとっちらかったように並べたごてごてしたアレンジが邪魔だし、そううまくもない歌に自信がなかったのか殆どのヴォーカルをダブル・トラックにするかか深いリバーヴをかけるかしていて本来の声がよく分からない。
もっとシンプルなアレンジとプロデュースにした方が良かったのに。時折正体が見える(と言いたくなるほど本人の声が加工されてる)本人の歌が魅力的に思えるだけに残念な感じ。