大竹伸朗「全景」カタログ、あまりの重さとボリュームにひるんでまだゆっくりとはみていないしCDも聴いていないけど、こうやって手にするとやっぱり無理をしてでも東京まで「全景」展を見に行くべきだったと思う。
その全てが圧巻なのだけど、付録(じゃないか)のCDのジャケット(じゃないか)でその詳細が分かるダブ平&ニューシャネルだけでも個人的には充分。
これを見るためだけでも東京まで行くべきだったと今更ながら思う。
多分実際に見たら「アホやな〜」と絶対に言ってた。
関西での「アホやな〜」は「よう、こんなことここまでやるわ、ようわからんけどここまでいったら大したもんや」の意味もあり、他人の基準を自分とは違うことを認めた上で、それでも他人を認めることが出来る関西人の最大級のほめ言葉の一つでもあると思ってる。
純粋関西人ではないので「アホやな〜」の意味があっているかどうかの自信はないが、ダブ平&ニューシャネルの爆発するような想像力がああいう「アホみたい」なことに集約されているのがとても爽快だ。
以前マーク・ロスコーの絵で単色に思える絵の中にとてもいろんなもの(色)が込められているの実感した瞬間、その重さに「ああ、こんなん描いていたらそりゃ自殺もするわ」とおもったものだけど、ダブ平&ニューシャネルには重さはもちろんあるが閉塞感も拡散感もない、爆発するくらいのエネルギーに溢れているけど人を引き込むような中心があるように思える。
なのにやってることがあれだもんなー、アホやわ。
カタログで見たくらいで何を言うか、と思う方も多いでしょう。やっぱり生で見たかったなー。
内橋(和久)くんとのCD「内ダブ」が発売されたあと、内橋君に「”ダブ平&ニューシャネル”って一緒にやってどんな感じ?」と聞いたことがあってその答えもなかなかおもしろかった。
前にパズル・パンクスのボックスを買った時に梱包を雑にあけてしまったため、付録のポスターを破ってしまって以来大竹伸朗運がないのだけど、やっぱり見に行かなかったことを今更ながら後悔するなー。
関西でも「全景」があるかもしれないという噂もあるが、もしあったとして前回と同じ規模でやるのは無理ではないか(これも噂)ということだし、くやしいけどカタログを熟読しよう。

