大友良英+山本精一DUO録音

 月曜より京都某スタジオで二人のDUOを録音。
 
 エンジニアは元オメガ・サウンドの小谷哲也さん。この二人の録音が尋常なモノであるはずもなく想い出波止場や羅針盤、それに数あるノイズの名作を手がけた小谷さんをスタジオに無理を言って外注で入ってもらった。


 予定では先週末から録音に入る予定が大友さんの病気の具合で若干短縮。
  
 元々最初の予定の6日で録音がすむとは思っていなかったのでさしたることもなく今回の録音に突入。

 最初の打ち合わせでは即興はやらないで全曲作曲でやる、ということだったのだけど、スタジオにはいるとセッティングからそのまま自然にいつのまにかとても面白い演奏が始まっている。

 録音のセッティングが決まる前にもう始まっていて、「今の録ってた?」ということが多く、とにかくテープ(じゃないやハード・ディスク)を回しっぱなしにすることに。

 リハのつもりでやっていることが本番より断然良い。何か形を作ろうとする意図が見えると駄目みたい。

 なのでリハの途中からでも録音のセッティングがすみ次第回すことにした。

 そうこうしているうちにアッという間に4〜5曲ほどのベーシックな録音が終わる。
 
 初日が終わろうとする寸前山本さんがいきなり譜面を出す。やっぱり曲を用意していたのか。

 二日目以降はお互いの用意した曲を録音することになり録音のペースが変わった。

 なかなかヴァリエーションに富んだ曲の数々でとても面白いのだが、これをどうするか、なにをオーバー・ダブするか、いろいろみんなで考えたり、全体の構成を変えたりとかで1日1〜2曲のペースに。

 山本さんとどうも打ち合わせに行き違いがあったみたいで、ギター以外も使って良いよ、というと、なんだそれならと3日目からはベースやキィー・ボードも使用。

 さて今日はいまからとりあえず一回目の録音の最終日だけど、これですむわけもなくまた改めて2回目の録音日を設定するつもり。

 しかし4日間でざっと短めのアルバムなら3枚分ほどのベーシックな録音はすんだけど、それをどう使うか。
 
 録音中に誰が言うともなく「どんなアルバムになるんだろう」という言葉が何回もでる。
 
 まだまだアルバム全体のイメージがつかみきれない。あの二人が揃うのだから当然そうなるだろうと予想していたけど、とんでもなくいろんなヴァリエーションやスタイルの曲が録音されている。

 アルバム未使用曲(没テイクとは言いたくないしそういうレベルのモノでもない)が沢山出てくるだろうな。

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