原マスミさんのライヴに行ってきました。
原さんの曲を初めて聴いたのは、昔、日活の映画館でバイトしていたときに見た「ピンクのカーテン」で。
「ピンクのカーテン」シリーズはどれももう一つの出来だったけど美保純のブスかわいさと映画中に流れる原さんの曲が印象的だった。
映画を見終わった後、誰が歌っているんだろうと必死でクレジットをみて原マスミの名前を覚えた。その時は何故か女の人だと思っていた。ハスキーな声の女性だと。
で、あるときに篠田(昌已)くんと話しているときに「おれ原くんと一緒にやっているよ。」「”くん”って男なん?」と初めて男だと気がついた次第。その時に篠田くんから原さんのCDのサンプル盤を全種もらった。うれしかったねー。
その後原さんを初めて生でみたのは篠田くん追悼ライヴの時。
2回目は心斎橋クアトロでのクリア・スポット奥成くん主催でのライヴ。その時は病気をする前の林(直人)くんが隣にいて、あまり気に入らなかったらしく「なんやねん、これ。奥成はこんなん好きなんか。」「いや俺も好きやで。」(以下延々この会話が続いていたと思って下さい。)
今まで見た2回の原さんのライヴはだからもう死んでしまった友人の記憶と一緒にある。
ラブジョイのレコ発でのゲストで京都に来てくれたけど、完全ソロで見るのはこれまた今日が初めて。
ギターとベースの弾き語りだけど原さんが楽器を弾くのを見るのも初めて。面白かったな。すごく表情豊かな演奏ともちろん一回聴けば忘れられない印象的な唄の数々。引き込まれました。
明日も早いのでちょっとだけ御挨拶して帰りました。