買ってしまった。

RolandのMP3レコーダーR-1とマイルスのセラー・ドア・セッションズ（６枚組）を買ってしまった。

両方会わせて55000円くらい。ちょっと思い切った。

R-1の方は楽天で。
内蔵マイクがいいらしく、人によってはDATより音が良いと言う。でもMP3だから信用はしてないけど。
では何故買うかというとそこそこ良い内蔵マイクですぐ録音できて、しかもデジタルでコピペが簡単、なのですぐにCD-Rにデータを落とせる、録音メディアが小さくて便利、と完全に利便性優先なのがよさそうだから。

間に合えばONJOの京都公演を試しに録音させてもらおう。

実はこれでちょっと考えていることがある。できるかどうか、やるかどうかはまだ決めてないけど、機材購入からやることを決めるという反則でもしてみようか、という軽い気持ち。
「ものを持っていたら持っていた分のことしかできない」とは映像作家の鈴木志郎康の言葉だったかな？でもとりあえずきっかけにはなるか？

マイルスのコンプリート・セラー・ドア・セッションは「ライヴ・イブル」の完全版と言うことで購入。ジャズなんか普段聞かないし（オーネット・コールマンが何の楽器か未だに知らないし、チャーリー・パーカーがトランペットかサックスかもすぐにはわからない。）聴いてもあまり面白いと思うことはないのだけど、この時期のマイルスはわりと聴いている。わけわかんないすよね、ものすごく単純なのに異常に複雑。普通に聴いたら強力なファンク・アルバムだけどね。
日にちが経つごとにアイアート・モレイラ、さらにジョン・マクラフリンと加わってどんどん進化していく様が面白い。

こんな事を書くとジャズ・ファンから「ジャズのなんたるかもわからないくせに」と言われるだろうな。ジャズ・ファン（最近はロック・ファンも）は「おもしろい」ということより「ジャズ（ロック）」である方が大事な人が多いからな。