傑作なんだけど、どうなんだろう?


 akron/familyの新作love is simple


 weenのandrew weiss(だよね?)をプロデューサーに迎えたせいか今まで以上にpopで多分傑作。

 多分というのはなぜか入り込めないからだ。すごくおもしろいのだけど。
 
 何故か入り込めない感はいわゆるフリー・フォーク勢を聴いたときにいつも感じる。

 ものすごく上手だし(演奏も曲作りも)つぼを押さえているのだけど、演奏者が今まで聴いてきた音楽が透けて見える感じがする。

 多分沢山の音楽を聴いているのだろうしそれなりに消化しているのだろうけど、どうもその全てが借り物っぽい。

 おいしい料理のレシピを色々組み合わせてドッと出しているのだけど結局できたものは鍋物かスープで、元の手本の料理の味が見えるし、しかも元々の味以上には決してなっていない、という感じかな。

 やっている本人達の個性が強く出てきてない感じがある。

 デヴェンドラ・バンハートくらいの個性でも何故か借り物っぽい感じがつきまとう。

 フリー・フォークの立役者(と言われている)younggod recordsのギラのいたswansもそういえばそんな感じのバンドだったな。
 swansは人気があったにもかかわらず同じような理由で最後まで好きになれなかった。

“傑作なんだけど、どうなんだろう?” への2件の返信

  1. なんか、すごくよくわかる気がします。

    うわ!それって、、、という驚きや面白さがあまり感じられないし、かといって、おお!そうきたか、というにやにや感もないというか。

    あくまで箱庭の中での個性という感じがすごくします。

  2.  ちょっと他のメンバーをやめさせた(愛想を尽かされた?)最近のアンディ・パートリッジを思わせますよね。

     XTCも時代を追えば追うほどビートルズ(というよりポール・マッカートニー)の影が透けて見えるし。

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