
画像はccmc+クリスチャン・マークレーの2枚組ライヴ盤。買ったけど今から聴くのでまだ未聴。じゃ、なんで取り上げたかというと、ちょっとした想い出があるからだ。
CCMCが来日したときに磔磔で京都公演を主催したことがある。
そのころはもちろんCCMCの名前は知らない。知っていたのはメンバーのマイケル・スノウの名前のみ、しかもミュージシャンではなくて映像作家としてであった。
しかもエリック・ドルフィーのラスト・デイトのジャケットのデザインもマイケル・スノウだったと思う。今は違うジャケットになってるのかな?
マイケル・スノウの映像作品は、隣のビルの窓をものすご〜く長い時間をかけてズームアップするものとか、森の中に自動的に360度回転するタワーを造ってそれで撮影する、といったもののようだったと思う。
本当はそうじゃないのかもしれないけど、とても面白いと思って記憶しているのがそういうことだった、ということだ。
ネットで調べれば正確なことが分かるのかもしれないけど、そういうことより自分の面白いと思った記憶の方を信じたいのでご勘弁を。
とにかくその映像作品がとても好きだったので、音楽も間違いないと思って公演を引き受けた。
でも今でもそうだと思うけどCCMCなんて誰も知らなくてお客さんは3人+ゲスト1人。
その時のゲストというのがダム・タイプの古橋悌二さん、多分亡くなる数年前だったと思う。
マイケル・スノウの友人だったらしく、でもあまりのお客さんの少なさに半ばあきれ気味の顔をされていて、恥ずかしくてまともにお話もしていない。
3人ともお客さんの少なさにイヤな顔をすることもなくとても良い演奏をしてくれました。
メンバーの一人(誰だったか名前を忘れてしまった)が7〜8人のグラス・オーケストラ(ガラスの楽器だけのオーケストラ)をやっていて、そのオーケストラで来日したいとレコードもくれました。
そのレコードも誰かに借りパクされたのか見あたらない。
ギャラや経費は安かったのだけどそれでもかなりの大赤字、でも演奏の良さとずっと紳士的だったメンバーと、古橋さんとの何とも情けない一回だけの出会い、とCCMCには色々覚えていることが多い。
さ〜て楽しみに聴こうっと。


つまんないコメントですが……。
お客さんが大入り満員になったときよりも、本当に誰も来ないイベントをやってしまったときの変な焦りと、結果的に大抵そういうライヴの演奏がやけに良かったりすることに対する複雑な気持ちが、ずっと残っていたりします。大抵、苦し紛れに酔っぱらってるんだけれど、一人一人の顔や表情が、その音と共に貼りついたように残ってる。
しかし、このメンツで3人ってのは壮絶ですね。でもそういうことってありますよね。
ただ、お客さんがこなくてもいい、なぁんてことはもう思っちゃいけないすね(笑)。っちゅうか、あの嫌な汗が出る感じはもうやだわ。
お客さんが少ないときには口に中がスプーンを舐めたときの味がします。
イヤな汗も出るなー。
ちなみにこの時のメンバーにはマークレーはいません。しかもその時のCCMCのメンバーはマイケル・スノウしか残ってませんね。今のメンバーはジョン・オズワルドがいる。