popo、teasi、the topography of the lungs、及び昔の音源について

 昨日、popoのライヴに行ってpopoとteasiの新譜を買う。
どちらも素晴らしい。特にteasiの「壁新聞」は今年のベストの一つだといっても良い。

 popoのライヴを聴いていて江崎くんのトランペットの響きが何かを思い出すなー、と思っていたら帰ってから気がついた。 


アーキテクチャー・イン・ヘルシンキのブラスの響きと似ているのだ。

 全く違う音楽で、人数も違えば、やろうとしていることやっていることも違う2つのバンドの響きが似ていることがおもしろい。
 
 同時代の音楽、という事を強く感じる。

 ちょっと前にincusの1番、名盤中の名盤であるthe topography of the lungsがようやく再発された。
確かに今聴いても素晴らしい、でもやはり昔の音源なのだ。

 素晴らしいのだけど、非常階段やインキャパシタンツ、メルツバウ等のノイズやクラブ・シーンでの今までの新しい動きを通過した今の音楽ではない。
どうしても時代を感じてしまう。

 別に演っている人達がノイズやクラブ・シーンを通過してないといけない、ということではない。
 そういった動きを通過してきた今の時代の音楽とはやはり違う、ということだ。

 ん〜、わかりにくいなー。

 the topography of the lungsは確かに名演なのだけど、それよりもスーパー・サイレント、spunk、spunkのmaja ratkje達等のノルウェー勢、NUR/NICHT/NURなんかのドイツの新しいレーベルのほうがおもしろい。
the topography of the lungsは過去のことだけど、上記の人達は聴いていてこれから先に何が起きるだろうかといったワクワク感がある。

  これはインプロに関したことだけではない。popoのトランペットの響きとアーキテクチャー・イン・ヘルシンキのブラスの響きが似ていることも、同じように今の時代を生きている音楽である証拠だと思う。

 今の時代を生きている人間が、今起こっている出来事(音楽)を聴く、ということの重要性をもっと考えるべきだと思う。

 でも既に評価の決定しているものを聴いてみたい気持ちも分かるけどね。でもやはり過去のことより今のこと、だと思っている。

 F.M.N.が発掘音源のCD化にそれほど興味のない理由でもある。
 

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