ジム・オルークが音楽を担当した若松孝二の映画のサントラ。
映画の方は予告編を見た段階であまりに悲惨な感じがしたので結局見に行っていない。で、これも反則でサントラだけ先に購入。
ジムさんが若松監督の熱狂的なファンであるのは有名な話だし、だからこそどういう音楽を付けているのかとても興味があった。
色んな事情があったみたいで(ライナーでジムさん自ら書いてます)そんなに良くない録音なのだけど、音の悪さも演奏も曲も全て若松監督の映画そのもののような感じがして、やはり映画を見ないとな、と思ってしまった。
サントラはあくまで映画あっての音楽だ。ここまで監督の強烈な個性を反映した音楽を聴くとやはりそう思う。
ラスト、「アドルフが再び現れる」でのジムさんのヴォーカルがとても良い。もっと歌って欲しいな。
で、この曲、何処かで聴いたことがある。作曲者を見たらBill Fay!
あわててCD棚からBill FayのCD「time of the last persecution」を引っ張り出した。
ヴォーカルの弱さ(味はあるけど)で名盤とは言い難いけど名曲だらけの1枚。おかげで久しぶりに聴いた。
でもやはりpictures of Adolf Again、ジムのヴォーカルの方がはるかに良い。

