そんなことしててはいけないのだけど

 どうしても映画館に行きたくて、そんな事してる暇はないはずなのだけど、大画面でアホっぽい映画が見たくて行ってしまった。


 近所のシネコンにいくとポニョ目当ての子供達でロビーが満杯。こんなに子供をまとめてみたことがないくらい。引率のお父さんお母さん達のなんとなくつかれた顔が気になる。

 子供あたりしそうになって開演時間までの時間つぶしで本屋に行くとそこでも「ポ〜ニョ、ポニョ」とエンドレスでテーマが流れてる。エンドレスにするために作ったかのような曲で最初と最後が全く分からない。

 こりゃ店員さんも大変だ、と昔々レコード屋さんに努めていた頃ザ・ぼんちの例のヒット曲を一日中聴いていたことを思い出す。

 店長が流せば流すだけ売れるから、と本当に一日中流していたのだけど、耳につくどころか寝るときにも頭で流れ続けるのにはまいった。しかし本当に売れたけどね。「飛ぶように売れる」というけど本当にシングル盤が飛んでた。

 で見たアホみたいな映画は○ン○ィ・○○ー○○。(伏せ字にしたのは検索に引っかかるのがめんどくさいから)
 う〜ん、やっぱりすごいわ、なんにも残らん。最初からネタばらししてるし。退屈はしないけど遊園地行ったみたい。音楽が昔のパラマウント映画を思い出すくらい昔の正当的な映画音楽だったのが自分的には新鮮な発見だった。

 一旦映画を見てしまうともっと見たくなって、ウチで前からみたかった「○ンズ・ラビリンス」(これも伏せ字にしたのは同じ理由)のDVDを。

 予想以上に暗くて残酷な映画でしかも話も映像も容赦ないくらい徹底していておもしろかった。一応物語としてはハッピー・エンドなんだろうに、とてもそうとは思えない悲惨な終わりをも想像させるエンディングがさらに気分を重くする。

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