で先週の土曜は山口のYCAMでの「大友良英 / ENSEMBLES」展へ。
初めて行くYCAM。でかい。また ENSEMBLES展の規模も想像以上に大規模。
まず入るとロビーと階段に「without records」。百数十台のポータブル・プレイヤーが文字通りレコード無しでカートリッジの音やフィードバック音を出している。
shin-biでの十数台での「without records」しか見てないからかなり圧倒される。十数台の時もおもしろかったけどこの規模では全く別物。
ボランティアの手により調整されたプレイヤーはそれぞれ個性があり、しかも綿密なプログラミングにより一瞬たりとも同じ瞬間はない。
十数台のプレイヤーが同時にフィードバックを起こす瞬間に出会えましたが圧倒されてしまった。パイプオルガンっぽい響きが出てとても美しい。
会談に座って聴いたりプレイヤーの並んでいる中を歩きながら聴いたり結構長い時間いたような気がする。
「quartets」が12時から開場らしくちょっと時間が余って困ったなと思っているとちょうど会場に来た大友さんと会う。
大友さんにYCAMのスタッフの方を紹介してもらい、ついでに大友+山本のジャケットの打ち合わせも。大友+山本デュオのジャケットももうすぐ発表できます。個人的にものすごく気に入っているジャケットなのでできあがりが楽しみ。
機材置き場に一緒に行くと「MUSICS」が置いてあった。うちにも送られてきているはずなのだが留守にしていたのでまだその時は見ていなかった。
装丁にぶっ飛ぶ。デザインは写真で見ていたのだけど実際見ると、この紙を使うかー、DVD封入をこの手でやるかー。でも全然突飛じゃなくてしっくり来る。本屋で見たら大友さんの存在をもし知らなくても絶対手に取ってるな、と思える装丁だった。
ネットからほんの十数行の転載というだけで献本していただいて恐縮してます。献本してもらうほどでもないのに。Sさん有り難う。
「quartets」はネタバレになるので詳しくは書きません。ネタバレしても多分全然関係ないくらい強度のあるものだけど見て自分で気がついた方が多分いいでしょう。
とにかく音のすばらしさ、まるでライヴ会場にいるかのように、いやそれ以上に素晴らしい音で聴けるということと、最低でも30分、できたら1時間以上は会場にいるべきだということは言っておきます。
小一時間はいたけど20分くらいたって初めて気がついたことがあったし、その後も新しい発見が続々あった。
図書館を使ったfilamentsのインスタレーションは図書館閉館後に始まるということで一旦ホテルへ帰る。

