ぶんちゃん&大友良英@広島

先週の土曜、ぶんちゃん一周忌イベントと広島での大友さんの2台のエレクトリックギターとアンプによるモジュレーションのライブが同じ日に重なる。


 どっちに行こうかずいぶん悩んだ。

 とにかく両方行こうと広島のチケットを予約すると、6時半開演となってる。7時開演だと思っていたのに。しかもぶんちゃんのほうは3時開演だと思っていたら4時開演。

 乗り換えの時間を考えたらどうしてもぶんちゃんのほうにいけない。

 しょうがないから3時前に行って奥成夫妻と妹のひぃちゃん、そしてぶんちゃんに挨拶。誰にも気づかれないようにそっと会場のブリッジを去る。

 なんか大変気がとがめた。

 ブリッジでぶんちゃんと最後にあったとき(本当に最後にあったのは赤レンガ倉庫)コンビニの袋を捨てようとしたらぶんちゃんが「おかあさんはな、いつもこんなんすんねん」と袋を丁寧にたたもうとする。でも途中で袋をたたくペタペタした音がお気に入りになったようでペタペタ・ペタペタいつまでもたたいていた。そのうちYOSHIMIちゃんの娘うーたんや内橋君の娘のんちゃんも加わってペタペタ・セッションをしていたな。

 そんなことを思い出しながら新幹線で広島へ。

 会場はちゃんとしたホテルのチャペル。たぶん普段は結婚式に使ってるだろう、70〜80人くらいのキャパのノーPAでやるのはちょうどいい広さ。

 最初のセット、2台のギターのフィード・バックによる演奏。序盤ほとんどギターに手をつけずボリュームペダルとエフェクターの操作だけで2つの強烈なフィード・バック音をコントロールする。
 後半弦に触ることも多くなるが弾くというより、あくまで干渉しあう2つのフィード・バック音をコントロールするための操作。

 音はたぶんそれほど大きくない、だけど会場自体が共振しているのとあらゆる音の周波数が干渉し合い耳をおそってくるので異常な音圧を感じる。

 耳を動かせば聞こえる音が変わるのは経験済だけど、今回は不思議なことに音が前後に動いていた。
 轟音ではあるけど音の出所(実は出所と言うけどそれがわかるはずはない。干渉しあう音の効果で出所と錯覚しているだけだけど。)が前後に奥行きを持って移動していた。

 しかし2つの音が干渉しあうだけでああも豊かにいろんな表情のある音が出るとは。

 おもしろかったな。耳はイカレたけど。途中で数回強いめまいが襲った。どうも耳がイカレてバランス感覚が一時的になくなったらしい。三半規管がいろんな周波数の轟音で一時的に機能不能になったのだろう。立って聞いてたら確実に倒れていた。

 2部のアコースティックもよかったが、一番はアンコール前の「ロンリー・ウーマン」。オーネット・コールマンのこの曲を大友さんがやるのは何回も聴いてるけど今回のは特別素晴らしかった。

 打ち上げで「あれCD化しないの?」とdoubtmusic沼田さんに聞いたらフィード・バックだけのCDだから入れない、との返事で「もったいないなー」と言うと、大友さんからロンリー・ウーマンに関するあるアイデアを聞く。
 実現すればこれも大変楽しみ。

 打ち上げは企画者である下北沢レディ・ジェーンの大木さん、舞監のキャロサンプ、doubtmusic、大友さんのドキュメンタリーを撮っている主税くん、お手伝いできていた(ラブジョイのフライヤーでもお世話になっている)デザイナーのyamashinさん、学会でたまたま広島にきていた京都のtちゃんとまるっきり広島にいる気分のしないメンバーで。

 おまけに途中で大木さんが、他の仕事の移動のためにたまたま広島にきていた鬼怒(無月)さんまで呼び出すものだからますます広島気分は全く無しの打ち上げに。
 
 楽しかったけどね。

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