マニ+津山+山本+内橋、GZ(加藤+大友+植村)

を、先週見た。


 マニさんと津山くん、山本さん、で、ゲストに内橋くんのセット。

 何でも急に決まったらしくてココ・ルームで。ココ・ルームは旧知の詩人である上田暇奈代ちゃんがチーフでオーガナイズしているスペース?でいいのかな?暇奈代チャンに「初めて来た」と言ったら「ばかー」と言われました。すんません。

 良いところで広さも音もいい感じ。

ライヴはおもしろかったねー。津山くんのノン・エフェクトのベースがうなること。うなりかたではやっぱりアンディ・フレイザーを思わせる。「想い出グルグル」か「グルグル波止場」かどちらかになることを期待していったけど、期待を良い意味で外してくれました。
2部では内橋くんも参加してもっと厚みと切れがました。

 ところで休憩中に津山くんから聞いた話。アシッド・マザーの川端くん(今やGONGのメンバーでもある)がロジーナ・ド・ペイラのDVDをリリースするそう。すごい、期待しましょう。もうロジーナは80才過ぎているから飛行機にもなることは出来ず、来日などは全く期待できない。ましてフランスのオクタビアン地方にいるから滅多に見ることもできない(教会等で今も歌っているらしいです。)だから映像で見られるなんてとても信じられない。

 で、グリーン・ゾーンの日。

 対バンの小杉+和泉セット。大変面白かった。小杉さんがバイオリン以外の楽器(?)をやるのを見るのは初めて、と言うかライヴ・ハウスでやることさえ信じられない事なんで感激した。
まるでオルガナムを思わせるようなゴリゴリのアナログ・ノイズはかっこよかったです。

 グリーン・ゾーンは実はCDも聴いてないので初聴き。
加藤さんの性格か、すごくきっちり構築されている印象。ぐいぐい引き込む感じ。

 でも正直言うと、マニ+津山+山本+内橋もグリーン・ゾーンも心の底から楽しむことは出来なかった。おもしろかったんだけどね。
メンバー全員、地力はすごいしスリリングだしスピード感も迫力もあるのだけど、なぜか今自分の聴きたいモノはこれではない、と思ってしまった。
 メンバーを見て想像できる音以上のモノはなかったということかもしれない。

 何故だろうね。いろんなモノを聴きすぎたかな。もしかしたら贅沢な不満かもしれない。

 
 後日に、もう音楽に興味がないと言っているジム・オルークがプロデュースしたベス・オートンの新譜や知らない間に去年でていたレナード・コーエンの新譜に関して書きます。
 しかしベス・オートンは相変わらず中途半端やなー。ジリアン・ウェルチみたいになれそうでならない(なれない?)、それがいいのか悪いのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。