yumbo「これが現実だ」

 新年早々、とんでもないCDと出会った。


 最初聴いたときにはテニスコーツとマヘル・シャラル・ハシュ・バズとteasiの3点のちょうど真ん中にあるバンド、と思ったけどそんな甘いもんじゃなかった。

 この人達は多分自分たちの音楽の到達点をはっきり分かってやっている。自分たちの音がどこに向かってるかもちゃんと分かってやってると思う。だからどこもぶれがないし迷いもない。少しくらいの不安定な音程、リズムの揺れなどもまったくその到達点にとっては問題なし、問題どころかそれもちゃんとなくてはならない要素になってる。

 一筋縄にはいかない歌詞や、時折のぞくとんでもなく美しいメロディもすごいし、音をどれだけ重ねても大げさにならない、しかも音の一つ一つの録りかたも尋常じゃない。

 びっくりした。

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