一昨日はアバンギルドへ秋山徹次(A.Gt) + Martin Taxt (tuba from oslo) + Eivind Lonning(Tp from oslo) + Espen Reinertsen(Sx from oslo)
Lars Myrvoll(Gt,electronics from oslo),Take-bow というライヴ。
オスロからのミュージシャンは未知の人たち。
しかしノルウェーの音楽が、たとえば日本の「音響」を表面上まねしただけの他のヨーロッパ(見た中ではフランス人が一番表層的な人が多かったと思える。)の国と違い、どこに影響を受けたか分からない独自の音楽の発展をしている国だと思えるので、そこから来るミュージシャンというだけでものすごく興味があった。
国でまとめてしまうのもどうかと思うけど、しかし独自の文化があれば独自の文化の伝わり方もあるはずで、やはり国によっておもしろい時期というのは確実にあるような気がする。
最初にTake-bowのソロ。
何度か見ているのだけど今回はノイズっぽい演奏で今までのタッピングを駆使した流暢な演奏と違っていたのでちょっと驚いた。知らないだけでこういう演奏もいつもやっているのかもしれない。
ここで北里さんの「サウンド・アナトミア」。この本は北里さんのmixiでの連続論考が元になっているのだけど、それは現在も変わることなく続いており、先日の(行けなかったけど)出版記念ライヴに関しても長い論考が継続している。そういう意味では「サウンド・アナトミア」はあの本の中だけでは終わっていないのだ。
そのmixi内での論考での「即興演奏の専門性から降りる専門家の試み」という文章がすごく身にしみる。
身にしみる、とはおかしな言い方だけど即興演奏を聴くときにいつも行き当たる問題が(なにがおもしろいのか)現れたように思えたからだ。
この日のTake-bowの演奏が今まで聴いたソロよりもおもしろいものではあったけど、もうひとつ納得がいかなかったところがあったのだが、その理由を北里さんの「即興演奏の専門性から降りる専門家の試み」という文章に合わせて考えると、自分なりに納得がいった。
続きます。

