で、p-hour2日目
お目当てはやはりスパークス。
ワッツ・タワーズは申し訳ないけど、後半に備えて外で聴くことに。
カヒミさん大友さん石川さんの静かなユニットはとても良かったのだけど後ろのドリンク売場での無神経な大声での会話や入退場時の足音が時々集中力を妨げる。
不思議なものでそういう会話の声や足音が演奏とよく合う事があるのだけど、今回はそうではなかった。広いとやはり音の伝わり方の違いが相当あるからそうなるのかな。声や足音が中途半端な外の世界の音になってしまうからかもしれない。
spank happyはもう完全な当て振りということだったんでちょっとだけ見て面白がろう、と思ったら外でいろんな人にあって話している内に終わってしまった。
スパークス。
開場前に西部講堂の裏でワッツ・タワーズとして来ていた栗コーダーの近藤さん、栗原さんと話している時、後ろに妙な迫力を感じて振り向いたら、そこにロン・メイルがいた。
だぶだぶのスーツにハット、無表情で歩く姿はそのままスパークス、気がついたら横には秋葉原で買ったのか「萌え〜」と書いたキティちゃんのピンクのジャケットを着たラッセルも。
すごい、スパークスはそのまんまスパークスなんや、と変に感動。
スパークスは数ある名ジャケットでいつも無表情、これはロンだけではなくラッセルもそうだ。ラッセルなんてステージで飛び回ってはいるけど基本はやはり無表情。
あくまで無表情であることで、スパークスをロン&ラッセル兄弟が演じる、またスパークスを演じるロン&ラッセルをまたスパークスがプロデュースする、またさらにスパークスを演じる兄弟をプロデュースするスパークスを兄弟が演出するといった、いれこいれこの複雑なユーモアを思わせる。スパークス像とロン&ラッセルの実像との境界があるような無いような、曖昧なような。
そんなヘンテコなユーモア感覚はアメリカの人達とは思えないよなー。映像も英国ぽかった。
同じアメリカの変なグループといえば真っ先に思いつくレジデンツでも、持っているユーモア感はそう複雑ではないと思うし。
そう思っていたから素でも2人がスパークスなのには驚いた。
ショーは(ショーですよね。見事なショーでした。)やっぱり素晴らしい。
東京での開演時間の遅れの大きな理由だったというイヤー・モニターは見てみると必要不可欠であったのは納得。
多分映像と動きをシンクロさせたりプリ・セットされたコーラスの問題とかでモニターにはクリックが入っていたのではないだろうか?
だからモニター・スピーカーではできなかったのかな?

