supersilentDVDとGO!GO!ナイアガラ30thアニバーサリー、そしてすぐ聴き飽きるという素晴らしさ、その1

 ノルウェーのルーネ・グラモフォンの日本盤が出るようになって、以前よりずっと簡単に手に入るようになった。
 そのルーネ・グラモフォンをSPUNK共々代表するグループsupersilentのDVD、そして大滝詠一のGO!GO!ナイアガラ30thアニバーサリーで思ったこと。


 supersilentやマヤ・ラトケ(で発音合ってる?)のいるspunkやジャズカマーなど北欧の音楽がとてもおもしろいし、今現在のインプロやエレクトロといわれる音楽の(そう言ってしまう囲い込みが正しいかどうか?あくまで便宜上の表現だと思って下さい。)ある種の完成形だと思っている。

 このsupersilentのDVDで初めて見るライヴ映像はすごいおもしろい。フリー・ジャズやクラヴ・ミュージックやポップ・ミュージックその他の今までのいろんな音楽を全て通過してきた比較的若い世代のインプロだとおもう。

 まずエレトロニクスに対する考えがやはり前の世代と決定的に違う。フェーダーやつまみを回すことをちゃんと「演奏」として完成させているようだ。たとえばICPやFMPの最初の世代は電子楽器を使うことすらなかったし(ミハエル・ワイシュビッツ以外は)その世代が今やっている電子楽器の使い方はあくまでエフェクトとしてしか使っていない、と思う。
 スティーヴ・ベレスフォードやピーター・キューザック達のインプロ第3世代(と勝手に思っているが)だって電子楽器の使い方は微妙だった。

 生まれたときからエレクトロニクスが既にある世代であるsupersilentは、最初からつまみやフェーダーがギターのピックやピアノの鍵盤と一緒なのだ。
 なんたってメンバーの一人の担当楽器がオーディオ・ウィルス(?)なのだ。

 しかもしっかりエンタティンメントとして完成されているところもすごい。
 このDVDのオスロのライヴ会場も超満員だし、しかもお客さんの歓声がすごい、すごい熱狂的。ノイズかフリー・インプロだって普通にエンタティンメントできるのがよくわかる。

 完成されているからこそ良くも悪くも「今」の音楽と思う。だからよけいに今、聴かないと。

 大滝詠一のGO!GO!ナイアガラについては次回。オリジナル・ミックスが素晴らしい、とだけ先に。

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