穂高亜希子企画「うたと音、風の色」

穂高さんが自ら企画したライヴです。

丁寧な紹介文も含め、よろしくお願いします。

12/30(火)「うたと音、風の色」無力無善寺

出演:関島岳郎、利光雅之、三村京子、望月治孝、吉田悠樹、穂高亜希子

17:30開場18:00開演1500円(飲み物別)

企画:穂高亜希子 予約:keroyonkara@gmail.com

※全出演者、ソロライブとなります。

※無善寺は椅子がお風呂椅子で、環境が良いとは言えません、

足腰が悪い方や年配の方は長時間のライブが

負担になるかもしれませんのでご検討ください。

また、少しソファーがありますので不安な方は事前に

言ってくだされば優先的に用意させていただきます。

そういったこともあり、あまりぎゅうぎゅうにせずに、

皆座れるくらいの余裕を持って定員締め切りたいと思っていますので、

もしご興味頂きましたら、どうぞお早めのご予約をお願いします。

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出演者紹介

あくまでも私の知る範囲と個人的主観で書かせて頂ければ・・・

関島岳郎さん:

栗コーダーカルテット、コンポステラなど、他にも数々のバンドや、

ミュージシャンのサポートや、映画音楽、ソロライヴなど、

多岐に渡る音楽活動をされている音楽家。

穂高亜希子「みずいろ」にもほぼ全曲リコーダー、チューバ、

トランペットなど色々な楽器で参加して頂いています。

私は関島さんのひとりで吹いている笛の音を初めて聴いた時、

時間が止まりました。

脳天に響き渡って、自分と音だけになって、

ずっと終わってほしくないとおもいました。

その感じはその後一緒に演奏させて頂いたり、ソロライヴを見に行ったり、

関島さんの音を聴くたびにいつも感じています。

とにかく、音が、大きく、広く、深く、高い。

そういう音は、ただ音楽を続けていれば簡単に出せる、

というものではないと思います。

お人柄のようなものも含めて、本当に不思議で、優しくて、凄い方。

利光雅之さん:

11年8ヶ月前から無力無善寺にて弾き語りを始める。

それから毎月第3金曜日、欠かさずに歌い続けて来て、

今年末で一旦お休みとなります。

(奥さま暁子さんの出産・育児のサポートの為)

ソロ以外に、利光暁子さん(ex 寺島暁子さん、doodles)と、

「あみのめ」というすばらしいバンドもされています。

(先日「記憶線」というアルバムが出たばかりです。)

以前穂高とも、11年前から5年ほど二人でグロキシニヤという

ユニットを組んでライヴしていました。

利光君のつくる曲は、からっぽで、巨大で、さらさらの風みたいで、

優しくて、うたが胸の奥の方にどこまでも入ってきます。

とりたててあたたかいわけではないのにこんなに心が許され、

本当の意味で癒されてしまうのはなんでなんだろう。

私は彼の音楽に本当にたくさんの影響を受けています。

望月治孝さん:

12年前くらいに上京し、アルトサックスの即興演奏を始める。

6年ほど前に故郷の静岡に帰郷し、静岡にて毎月ライヴを重ねています。

定期的に音源も自主リリースしており、

1番新しい音源は「pas」というアナログレコードで、

100枚限定だったので完売となりました。

望月さんのライヴと何十回と競演しているけど、見るたびに気まずい。

私が普段喋ってる優しくてちょっととぼけた望月さんと、

全然変わってしまうからなのか、

真剣すぎるものを直視する事のきまずさなのか、

望月さんが裸のようなきがするからか、いろんな要素があると思うけど、

本当は、人の表現を直視するということは、

本当に気まずいことなんだと望月さんのライヴを見ると

いつもいつも気づきます。

望月さんの音楽への姿勢、自分自身だけの尺度で選ばれる音。

本当に唯一無二のミュージシャンだと思っています。

吉田悠樹さん:

NRQというバンドをしながら、

色んなミュージシャンのサポートなどもたくさんしている、

二胡、マンドリン奏者で、作曲家で音楽家。

穂高亜希子「ひかるゆめ」では全曲、

「みずいろ」にも要所要所で参加してくれています。

12年前私が出逢ったときは、パイカルというバンドをしていました。

吉田君は、その人柄も特筆すべきところで、

人を安心させる力が、半端ではないです。

そして、そこに何倍も比例して、

音楽的才能と豊かな情緒や情感を音に載せる表現力も、

半端ではない人です。

吉田君の出す音は「水」を物凄く感じます。

どんなときもただ流れているようで、

その場全体をすべて豊かに潤すような不思議な演奏です。

本当に吉田君の音が大好きです。

三村京子さん:

いつから音楽をされているかよく知らないのですが、

私が音楽を始めた12年前くらいにはもう既にいらっしゃったと思います。

長く歌い続けている弾き語りの歌手です。

2011年位から一度音楽活動を休止されていましたが、

今年4月頃からまたライヴ活動を再開され、

どんどん新曲をつくりライヴを重ねていらっしゃいます。

前から素晴らしかったのですが、最近のライヴの素晴らしさは、

困ってしまうほどです。

彼女のうたは、昔から物凄く上手かった、

けれども本人の中になにか足りない物があって、

ずっとそのなにかを探していて、

ここ数年で見つけられたんだと思います。

今の彼女のうたには足りない物がなに一つないように私には感じられます。

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先々月のレコ発ライヴの打ち上げの席で、無力無善寺の話になり、

関島さんが一度出てみたいと言ってくださり、

本当ですか?はい、じゃあ企画したら呼びますね?是非、

みたいな雑談をしていましたが、

色々あって、本当に無善寺で企画をすることになって、

ふとこのときの会話を想いだしてお誘いしてみたところ、

すぐに快諾のお返事がありました、

びっくりしましたが、本当に嬉しいです。

利光君の一旦のお休みの前に、

最後に利光君のソロとどうしてももう一度競演したいという

私の強い要望でこの企画を最初に発案したのですが、

気づいたら、自分の昔からの仲間たちと、

ここ数年出逢ったかたたちが、嬉しいくらい入り交じった、

私にとってはとっても胸がいっぱいの組み合わせとなりました。

無善寺は私にとっては本当に大事な場所で、

利光君と一緒に初めてライヴをし、そこから自分のうたを見つけていき、

大事な友達や音楽にたくさん出逢っていった場所です。

無善寺はわけのわからないこわいところ、と思っている人も

多いとききますが、この夜は、無善寺の良さが、

初めて出てくださる関島さんや、初めて来てくださるお客様にも、

体感して頂けるようなイベントになったらいいな、と思っています。

自分にとっても、レコ発後、初のライヴとなります。

ここ数ヶ月、色んな事があり、色んな事を感じました、

大柴君の追悼ライヴもしたいね、と話していましたが、

今はまだ、まず自分が立ち上がる為の企画としました。

新しい始まりとして、これから頑張って行こう、

という気持ちです。

楽しんで頂けるよう精一杯頑張ります。

穂高亜希子

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