いろいろ見逃してしまってます。

 おもしろそうなことが沢山あったのに、夏の疲れが出たのか体調最悪に加え、スケジュール組間違えだったりでいろいろ見たかったモノが見られなかった。

 一番残念なのでやはりFtarri/doubtmusicフェスかな。行こうと思えば1日目と二日目の半分くらいは行けたのだが、行ったら行ったでいろんなことが滞るのであきらめた。

 しかし、結局体調不良で寝込んだのでいろんなことは滞ったのだ。これなら無理しても行けば良かった。

 その中でも一番残念なのがFENの演奏が聴けなかったこと。
 これはもっと前にスケジュールが発表されていたら予定をなんとしても合わせていたのに。非常に残念。

 大友さんがFENの映画を作ろうとしてることに大変驚いたし大きな楽しみもできた。

 大友さん曰く>映画といっても従来の映画ではなく音楽を伝えるためのアルバムのような映画<

 テニスコーツのA Take Away Showの映像によせた大友さんのコメント>今の映画や、録音された音楽に、一番欠けていてわたしが不満に思ってることの見事な批評と実践がここにあるって感じすらします。<、おそらくそれに対する回答というか音と映像の関係に対する新しい姿勢を模索しようとしてるのかなと大変楽しみにしてる。

 ぼんやりとした疑問やあいまいなことをはっきりさせるにはとにかく何かを動かさないといけないのだ。できるかどうかでなくその結果でぼんやりしたモノや曖昧なモノのさらに奥にいける。それが更にぼんやりとして曖昧であろうとも。

 今週初めは仕事がたまっていたのだけどいやになって映画館に逃避。

 二日間で5本の映画。

 「十三人の刺客」オリジナルが好きで好きでリメイクに若干不安はあったが、おもしろかった。トゥー・マッチでサービス精神旺盛な映画。途中の不細工きわまりないCGさえなければ。オリジナルを良く研究している。オリジナルそっくりのシーンも散見。オリジナル、リメイク両方見るともっと面白いかも。

 自宅でDVD二本。「時の砂」十三人の刺客の強烈さに当てられたのでクールダウンでしょうもない映画を、と思ってみたらほんとうにしょうもなかった。
 「ザッツ・エンターティンメント」昔々見たときはジュディ・ガーランド目当て。いろんなことを知った今見ると改めて面白い。ジーン・ケリーすごい。巨星ジークフリートの人間デコレーションケーキのとんでもないスケールの大きさとばかばかしさは見るたびに驚く。頭がおかしいとしか思えない。レンタルであるのを見つけたので今度全編見てみよう。

 「東京島」まったくなんにも「こない」映画。出だしのピアノの音に「あっ江藤さんのピアノだ」と思ったけど、ずっとそんな調子で映画でなく音楽の演奏者が分かるくらい映像に集中させてくれない。
 何をどうしたかったのか作ってる方もよくわからなかったんではないかと思えるくらい。

 「インセプション」すごかった。全てのバランスがとれていて娯楽映画としては超一級だと思う。夢に進入という話から想像するに変に思弁的思索的な映像になるか夢落ちのしょうもない映画になるかどっちかだと思っていたら、エンターティンメントとしてちゃんと成立していながら結構いろいろ奥深い。映像もみごとなCGとそれのほどよい使い方とのバランスもよかった。

 しかし映画はやはりスクリーンで見るものですね。音楽は空気を通して聴くもの。
 とはいえ「そういうもの」といった瞬間からすべてのものは停滞していく。そこら辺に気をつけながら作り手の意志を尊重した受け手でいようと思う。

 今日はphewのレコ発かー。これも日程が発表されたときにはもう行くのは無理だった。これもものすごく残念。いまごろなー、いいだろうなー、くっそー。

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