返事

 おでんさん、小田君、大友さん、コメント有り難うございます。
 返事はコメント欄ではなくてここで。

 う〜んと、まず個人的なことに関して言えば、それほど悲観はしてないんですよ。実は。

 それより、DOMMUNEもありDIY STARSもありメランコフみたいな新しいメディアもあり、それだけではなくて紙のおとうた通信もあるような「今」が多分一番楽しい。
 
 これも多分だけど、いつだって「今」が一番楽しかったから30年あまり音楽に関わり続けてきたのだと思うけど、今回だけはいろんなことが根本から変わりそうな(いやもう変わってるのかもしれない)予感に実にわくわくしてます。

 友達はよく知ってると思いますが人にCDやレコードを貸すのが好きなんで、常時200枚以上は人に貸しています。返ってこなくてもOK。(あげるわけじゃない、返ってこないだけ)自分の好きな音楽を他人が聴いて楽しんでくれたらそれ以上のことはない。
 
 自分の基本的な位置はそれだと思ってます。

 でも他人にお金をもらって提供している以上それだけではすまないいろんな責任が生じる。
 その責任を果たすことと自分のこだわり(それがどこまで意味があることなのかの検証も含め)の関係をちゃんと考える良い機会でもあると思ってます。

 レーベルと言うことを考えれば、単に制作や販売の代行業としてしか考えない人たちには意味はなくなるでしょうね。これは確実。

 共同作業として制作や販売方式を考えることが出来るならば、いままでのレーベルのあり方とは全く違ったものになるでしょう。

 DIY STRASも一種のレーベルではないかという意見に同感です。だから「今」のレーベルのあり方として捉えていて、余計にDIY STARSにはびっくりしました。

 びっくりしただけじゃなくて、自分としては旧態依然としたレーベルのスタイルにしがみついたままでいいのかな、と思ってるわけです。

 CDは作り続けますけどね、ただ、「う〜ん、これはレアだね、」みたいなことを言っているマニアなんか無視して、Lovejoyのジャケットに感動してくれた若い子のような人たちにもっと効果的にしっかりと届けることをちゃんと考えていかないとだめかな、と。

 最後の、さあどうする、どうしよう、の部分はもちろん自分にも向けてますが、メジャー/マイナー問わず他のレーベルにも向けての言葉です。

 制作する側も変わらないとショップだって変わらない。ショップで音楽が売れないという責任はショップだけではなくて制作者側にもありますからね。

 DIY STARSみたいなのが増えていけば逆にCDは売れるんじゃないかと思っています。そりゃ10万枚とか売れる(ホントはそんなに売れてないけどね)ような音楽の話しじゃなくてね。

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